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なんとか、弁当

投稿日 2018.05.22, by gyorin

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ある日やってくる、「お弁当遠足」。

弁当を持って、公園にいくという、子供にとって大イベント。

弁当なんて適当でいいのよ、と思うけども、子供の期待がすごいので、応えてやらねばと思っちゃう。

「弁当は唐揚げと卵焼きとおにぎり?ウィンナーは?たこは?いる?」

保守的な子供はいつも同じメニュー。母にとっては大変楽。

これなら作ったことあるから、安心。

「ウィンナーは大丈夫」

こないだ作ったタコがバラバラだったからか、ウィンナーは不要とのこと。

大したメニューじゃないけど、私は大わらわ。

朝から買い出し、何故かリュックはパンパン。

急にリクエストが増えて応えられないのが嫌なので、朝も帰りも、同じ質問を何度も繰り返す。

「いいね?唐揚げと卵ね。ウィンナーはいいね?いらないね?」

朝つくるのは不安なので、仕込みは夜から。

何気に心配性なので、腐るのでは?という不安が湧き出す。

冷凍して自然解凍、とかいうのでそうしてみようとするけど、解凍されなかったらどうしよう。

冷凍して朝チンして詰めるとか書いてあるけど、まずいんでは…

おにぎり固まったらどうしよう…

いっぱい出来ちゃうんだけど、残りどうしよう…

悩みの裾野もどんどん広がる。

悩みがいろいろ、スマホ片手に、5画面くらい立ち上げて、台所はすごいことに。

いつも思うけど、ほんと大したもの作ってないのに、何故こんなに時間がかかるのか…?

時間は真夜中。メニューが大したことなさ過ぎるので、せめても工夫と思って海苔を切る。

トーマスの目玉だの眉毛だの、得意技はこのくらい。

細かいパーツを紛失しないよう、海苔が湿気って丸まらないよう、キッチンペーパーに包んで保管。

明日の朝パニクらないよう手順をメモして、さぁ、朝が勝負。

本当に、何故こんなメニューに時間かけられるんだろ、私…

でも、ジャーン

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夜中に切った力作の海苔、大成功。

そしてこだわりはここ。客車の断面。

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弁当を食べるときに気がつけば、どんなにはしゃぐか…

ふふふ、母の仕掛けにおどろけよ。

壮大な時間と脳を費やした弁当、反応はいかに⁈

……………………………………………………

母の思い、届かず。

アニーには気がつかなかったようです。

でもめちゃくちゃ!おいしかったって涙

次はもっと高度な海苔を切ろう。

 

 

 

 

 

初母の日

投稿日 2018.05.14, by gyorin

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はい、気がつけば2018年母の日…。

以前の投稿から早一年。でも一年前に描いてたことに驚いた今日この頃です。

今日は母の日。母の人も違う人も、母に感謝の意を示しましたでしょうか。

私も母になり4年、初めて子が「母の日」を理解した年になりました。

子供も昨年までは母の日はおろか、誕生日も言われて「はア」みたいな感じでしたが、4歳は違うね。

母の日もがっつり取り組んでて、まず保育園では母の絵を描いてて、ほぼ初めてちゃんとした人らしき絵を描いてて驚愕!母の絵にちょっと憧れてたから、ちゃんとなっててびっくり。

しかも「これはお母ちゃんが大好きだよって言ってる顔〜」とか言って、しまじろうみたいな見本のようなセリフまで!

さらに昨日は野花を集めて「あげるからびっくりして」とブーケをつくってくれました。内容は貧乏草とヘビイチゴという、なかなか野花感あふれるものでしたがとにかくそのお気持ちが嬉しい。

朝には更にヒルガオも頭に挿してくれたり、もう至れり尽くせり。

肩も2秒くらい揉んでくれました。

そして夫とお金を出し合って、ダヤングッズもプレゼントしてくれたのでした。

母の日を知った子は、もう思いつく限りのお祝いをしてくれて、本人も満足げでしたが「父の日ってのもあるの知ってる?」と聞くと、ほう…みたいな表情で、「子の日は?」と聞くので「終わったよ。5月5日だから」というと、それは信じたくなかったようで「じゃあまだだね」と謎の言葉を残して去って行きました。

子の日は完全に無視していたので、来年はもう少し演出をお返ししようと思いました。

しあわせバレンタイン

投稿日 2017.02.15, by gyorin

今日はバレンタイン。

気づけばもう半月も経ってたんですね。いけないいけない。

いい年してバレンタインもないだろうと思ういますが、意外に大事にしてます。ワタシ。

もう気づけば10年以上、会社中に約70個のチョコ配達をしています。

それはいいとして、

夫が迎えに行ってくれたので、久々に残業して帰宅。

帰ると寝ずに待ってる息子。すぐ寝かせるワタシ。

「おかあちゃ~ん、おかあちゃんだいすきよ」

と乗ってくる息子。

「おかあちゃんのうえでねよう」

「おかあちゃんはおとうちゃんのだ」と張り合う夫。(笑)

「おかあちゃんはたいちのだ」と取り合う息子。

「ニャーン」と乗ってくる猫。

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なんてしあわせなバレンタイン。

ワタシの上に息子が乗って、その上に猫が乗って。

まるでブレーメン・・・

チビがいたらチビも乗るだろうな。

10分後全員寝てしまい、やっと1人、ごはんを食べるワタシでした。

 

 

鬼のパンツ

投稿日 2017.02.01, by gyorin

チビがなくなって早1週間過ぎ・・・

いつまでも嘆いていられないので、明るい話題をひとつ。

そろそろ節分です。

「おに~のパンツはいいパンツ・・・」という歌を聞いたことあるかと思います。

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3歳になるぼっちゃんも、覚えてきたらしくご機嫌に歌います。

♪おに~のパンツはいいパンツ~

♪つよいぞ~ ♪つよいぞ~

♪ごね~んはいてもやぶれない~

えっ?!

5年履いても破れない?そこ?

鬼だからとかじゃなくて?!

にしてもよく考えるとすごい。5年履いても破れないって。

しかも鬼とか乱暴そうなのに。

さすがだね、鬼のパンツは。

ところでチビは今年の秋に生まれ変わるという噂を聞きました。

楽しみです!皆で待ってるからね!!

 

 

さよならチビ

投稿日 2017.01.21, by gyorin

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なんてお久しぶりでしょうか。1年以上ぶりの地口屋ブログ。

今年は節分からちゃんと描こうと意を決していた今日このごろ。

突然の訃報が。

子供がお腹にいるとき、工場近くで拾ったちび猫チビ。

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子猫のころから様々なやんちゃぶりで、病気のクロをこまらせていました。

片思い

ちびが落ちた!

すっかり(体は)大人になった最近は実家の猫となって幸せに過ごしていたんですが・・・

一昨日の朝、突然具合が悪くなり、翌夜明け前、

かわいそうになくなったとの知らせが。

朝方皆で病院へかけつけ、最後のお別れをしました。

あんまりにあっけなくって、なんだか嘘みたい。

しばらくうちにいなかったから、留学してる子供みたいな感覚??

最後は苦しかったみたいでかわいそうだったんだけど、

病院できれいにシャンプーしてもらって、

生まれて初めてブローまでしてもらって、

ふっかふかのチビでした。

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あんまり短い人生だったけど、

クロに会って、太一に会って、アンちゃんに会って、

短い中でも好きな子に囲まれて、幸せだったかな。

またいつか大好きな皆に会えますように。それまでちょっと寂しいけど、待っててね。

うちにきてくれてありがとう

 

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小品展【books+】Ⅳ『本と猫』

投稿日 2015.11.30, by gyorin

さあ、最後!

異色の作品『本と猫』。

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なんと文庫本を作成。

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裏だってこのとおり。

これがなんなのかというと。(↓下記をクリック:動画です)

そう、超原始的アニメーション。

うまい人がやればもっとなめらか。なはず!

「本を読んでいると猫がやってきて邪魔をする」という日常を切り取った作品。

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立派な革製ブックカバー入り。

———————-作品のできるまで———————-

この作品、「あと一個くらいなんか書かなきゃなー」と思ってたとこに、

会社で過去に売ったノートカバーの中身が落ちてるのが目に入りました!

猫だけ描くのが得意なワタシ。

学生時代に培ったアニメーション(恐らく700枚前後×12匹を手描きで仕上げた)の要領で、さささっと・・・

表紙を描くのは、線を引くのに躊躇したけどなんとかクリアー。

何度もめくってたら早速本が薄汚れてきたので、

納品前日に慌てて革版画を押して、

発送日の朝イチ、会社で裁断。

熟練パートさんの手を借りて・・・素敵なブックカバーもつきました。

・・・・素敵な作品のはじまりなんてこんなものです。

これにて、Books+作品終了!

次作品めいたもの描くのはいつになるかしら・・・。

 

小品展【books+】Ⅲ『OUT』

投稿日 2015.11.28, by gyorin

展覧会もすっかり終わってしまいましたが・・・

行っていただいた方、ありがとうございました。

せっかくなので描いた作品の続きを。

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桐野夏生作『OUT』

深夜の弁当工場で働くパートの主婦・弥生が、夫によるDVに耐えかねて殺害したことをきっかけに、平凡な主婦たち4人が自由を求めて日常を離脱・脱社会化し、「OUT(アウト)」してゆく物語・・・

この「弁当工場」の描写が超リアルで、心に深く突き刺さる作品。

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「平凡に見えるみんなの中で、アウトなのはさあだれでしょう?」という絵なんですが、

やはり2009年の『Books』展でも同じものを描きました。

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こちら2009版。

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心なしか、猫の目が寄り気味・・・。

しかしながら6年間の成長は、そのくらい。

ところでこの正面から整列する猫の構図、ワタシの十八番。

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一番最初に描いたのが、恐らく2000年頃。↑大学の課題でデビュー。

 

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そしてLINEスタンプにまで。

大好きな作品を大好きな構図で描いた、6年目のOUTでした。

 

 

 

 

 

小品展【books+】Ⅱ『さあ、穴はどこか』

投稿日 2015.11.10, by gyorin

小品展話題第Ⅱ弾!『さあ、穴はどこか』

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最近読みふけっているアメリカの作家ジェフリー・ディーヴァーから。

犯行現場に落ちている微細証拠分析や人間の所作から心理を見破る「 キネシクス」分析、筆跡鑑定・・・

「なんとそんなとこに!!」というような事件の穴を見破る科学捜査に感銘を受け、描いちゃいました。

とはいえワタシが描けるのは猫たちだけ。

猫ども、必死に事件の穴を捜していますが・・・見つかるでしょうか。

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飽きちゃっているのもいるし・・・

↓このひととかやる気なさそう。

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そして今回は『西へ』の失敗を踏まえて、挑戦はやめました。

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塗りなれたピンクは安心・・・

いつ、何を描いても背景でつまづくワタシ。

猫まではうまく描けるんですがねー。

昔画廊の人にも言われました。

「君は猫だけ描いてたらいいよ」って。

そのひとことでどんだけ救われたか。

でもほんとは素敵な背景、描いてみたいよね~。

こちらも展示中です。

 

彩鳳堂画廊『books+』

2015年11月6日(金)~ 21日(土) 10:00 -19:00 日曜休廊

http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition/2015/books_15.html

 

 

小品展【books+】Ⅰ『西へ』

投稿日 2015.11.07, by gyorin

ハロウィンも過ぎ去って、すっかり冬めいてきましたが。

さてブログを振り返りますと、社長になって、ハロウィンの思い出語って・・・おしまい。な生活でしたが、

その空白の時間の中で実はいろいろやっておりました。

その中のひとつがこれ。久々の小品展【books+】です。

お馴染み、京橋の彩鳳堂画廊さんからお声をかけていただきまして、

わずかな時間の中でなんとか描きあげました~。(それ、8/末のハナシ)

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タイトルは『西へ』。

books=本テーマということで、発想力のないワタシは「最近読んだ心に残った本」という、小学生のような自己テーマで進めることにしました・・・。

こちらの『西へ』はジョン・スタインベックの『怒りの葡萄』をオマージュ。

世界恐慌の1930年代、大規模資本主義農業の進展や、オクラホマ州はじめアメリカ中西部で深刻化したダストボウル(土地の荒廃による砂嵐)により、所有地が耕作不可能となって流民となる農民が続出し、社会問題となっていた。本作は当時の社会状況を背景に、故郷オクラホマを追われた一族の逆境と、不屈の人間像を描く。(Wikipediaより)

という本なのですが、私の中で強く印象に残ったのは、

土地を追われた農民が、「西にいったらいいらしいよ」というような噂に釣られて全家族総出で果のない移動をする・・・という情景。

しかも「だめらしい」とか「もっと西がいいらしい」とか、一言の噂で、たくさんの家族が移動をする情景。

まだ見ぬ素晴らしい「普通の暮らし」を目指し、信念を持って歩き続ける家族たち。

そしてその中にはもはやどこへ向かっているのかよくわからないものもいたはず。

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私の描いた軍団にもよく見ると状況理解してないものがチラホラ・・・

いけどもいけども「普通の暮らし」にたどり着けない無常さをこのへんで表現。

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もうペンとかで潰れちゃって、奥の人たち描けてない。

更にこの作品にはワタシのもうひとつの挑戦が。

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初めて憧れの『岩絵具』(但、挫折してチューブ)を使ってみましたが、全然うまく塗れない!

カリフォルニアの「透き通るようなブルー」を目指しましたが、何度も塗り重ねまくってちっとも透き通らず。

しかも上の写真からもわかるように、猫にまでかぶる始末・・・

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しまいにはどうしょうもないところ切ってしまいました。

新たな画材に敢え無く撃沈しましたが・・・

とりあえず描きあげ、ただいま展示中です。

お時間のある方は是非お越し下さい!

彩鳳堂画廊『books+』

2015年11月6日(金)~ 21日(土) 10:00 -19:00 日曜休廊

http://homepage2.nifty.com/saihodo/exhibition/2015/books_15.html

 

 

 

 

ハッピーハロウィン!

投稿日 2015.10.31, by gyorin

ハッピーハロウィン!

なーんて、きがついたらもう10月終わりますね。

なんやかんや、8月9月10月と大忙しで・・・自分が何をしてたのやら。

ところで今日はハロウィン!

昨今ハロウィン市場は大盛り上り。クリスマスを超える?!とまで言われているようす。

街では若者たちがここぞとばかりに仮装をしてはしゃいでいますが・・・

実はワタシ、20年くらい前から仮装に熱を上げていました。

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これは中学生の時のクリスマスパーティー(当時はハロウィンとかなかった)の「クマ」の仮装。←くじ引きで決めた

飛行機で配られる靴下を丸めて耳と手を作成。

手には爪まで縫い込むゲイの細かさ。

顔にもしっかりクマと鼻、ヒゲを書き込んでいます。

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この時「トナカイ」をやっていた友達は同じく鼻を赤に塗る際、

鼻パックに絵の具を塗り「すぐ剥がれる」というアイデアをやりましたが、

鼻の角栓を取る強力パックは鼻に染み込み、悲惨なことに・・・

たかが5人のホームパーティーでこの気合の入れよう。

カラオケの新年パーティーでは習ったばかりのシンディローパーに変身。

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いまでこそ「ハロウィンね、、、」なんて態度ですが、

今私が若者だったらどんなにかはしゃいで仮装に励んだことか。

ハロウィングッズだってほんとは大好きだった。

10年前には、日本にはあまりなかったハロウィングッズをグアム旅行でごっそり買いあさり、

プラグと電圧の違う電飾とか未だに影を潜めています。

(どこに置いていいかわからないので会社の机の下に隠してある)

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そうそう、かの大震災では、唯一会社の部屋での被害はかぼちゃが落ちてきたことでした。

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過去に熱を上げすぎたせいか、周りが盛り上がりすぎているせいか、

現代ハロウィンに乗り切れていない今のワタシ。

しかし今日はハロウィン!実は初の『ママ友、ハロウィンパーティー』に招かれました。

ママ友も、現代ハロウィンもお初のワタシ。

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いざ、どきどきながら、いってきます!