紹介

魚屋蘭舞(ととやらんぶう)プロフィール

1981年東京生まれ。多摩美術大学卒。
地口絵との初の出会いは中学美術教科書掲載、一勇斎国芳作『東海道五十三疋』。
猫の線に惚れ込み、以後複数回の模写を試み、更なる画風の研究を勧める。四回目くらいで
『地口』の存在に気付き、開眼。地口の研究にも着手。
大学時代にはパロディ地口漫画、猫アニメ等等、『江戸風』『線』にこだわった作品を数々だしてみる。
革版画にも懲り、『東京』をテーマとした『東京地口呟猫六十三疋』革屏風を制作、
また大学在学中打ち込んだ遍路をテーマとし、牛半裁をまるごと使用した大作、
猫革版画『八十八ヶ所遍路猫地口』を制作。
卒業後革製作会社に就職、思わぬ展開で地味に雑貨屋デビュー。店舗オープン。
身を削っての労も虚しく改装により撤退。新宿歌舞伎町入口にて間借りの店舗スペースを
わけてもらえることになり新たな展開を思案中。
革仕事の傍ら筆を持ち、「猫ばっか」と言われながらもオリジナルの現代版戯色で描きつづける。