築地日記其の壱拾四
鮪共はみんな出身地の名札をつけてます。
おおひでえ仲間。「いたいわん(台湾)」。
口に尾をつっこまれてるだけでも辛いのに、台湾サンは尾輪切り。
旨いぞ感を出すためでしょうが、まあ痛そう。
でも旨そうで食い台湾。
鮪共はみんな出身地の名札をつけてます。
おおひでえ仲間。「いたいわん(台湾)」。
口に尾をつっこまれてるだけでも辛いのに、台湾サンは尾輪切り。
旨いぞ感を出すためでしょうが、まあ痛そう。
でも旨そうで食い台湾。
鮪は何かくわえています。
あらまあ、なんとまあ、自分の尾ヒレではないの。
なんと酷い姿でしょう。コレにはちょっと鮪も納得いかないと思うね。
だって人間なら足くわえて売られてる感じでしょ?
ちょっとないよね。
ちょっと酷いよね。
おおヒレゑ(おおひでえ)!!
いよいよ鮪のはじまりです!!
通常の観光では入れない鮪競りの現場に突入してきました。
ドアをあけるとそこには・・・つなり(ずらり)!!!
鮪がごろんごろんと寝そべっておりました。
その見事なこと!!
つい一匹欲しくなっちゃいます。
結婚の際には鮪を一本丸ごと贈ってもらう約束をとりつけました。
築地で御飯をたべました。
いわゆる「築地朝飯」です。
築地朝飯にどんなに焦がれたことか!
築地といえばいろんな魚類が乗った丼でしょう。選べたりしてね。
ワタシの腹はすっかり丼気分だったのに・・・何故か!ウチの一同は定食屋(カツ丼がおすすめ!)に!
大変嫌でしたが、若輩なので、仕方なく定食を食いました。
まだせめてもの抵抗で穴子丼ですが。
しかも予想してた穴子丼とチガウ・・・。
いつものワタシなら泣きましたが、今日は取材なのでぐっとこらえ穴子丼を食いました。
いや、別に旨いんだけどね・・・
またまた海のおはなし。
海といえば貝。貝拾うのだいすき。
しかもロマンチックに綺麗?とか言いながら1つ2つ拾うのではなく、もっと本気で腰を屈め、ビニールを持って、眼は砂地を凝視。後ろに後ずさりながら、ちょっと目に入るものがあればすかさず手にとってみる。
そんな貝拾いがだいすきです。
貝もいろいろ迷います。
微妙に半分くらい綺麗なんだけど、半分腐った感じのやつを拾うかどうするか。
あとすんごい小さいやつは後で戦利品確認の際他の貝の中に取り込まれたりして行方を失いがちです。
ヤドカリを捕獲してしまうことも。
昔葉山の方へいったとき、釣りとかしていらんかった魚とかが捨ててあって、それがミイラ状態になったものが落ちてたりしてそれもすかさず拾いました。
それらはみんな持って帰ります。
そのミイラ魚は実はちょっと生だったらしく、家にて蛆がわき、超怖かったです。
持って帰って終了。それからどうにかなるわけではなく、放置されます。
とりあえずベランダとかに干してるふりして風化を待ちます。今は猫のうんこ避けに活躍しているようです。
何年も前の貝がダンボールにはいってるものもあります。
邪魔だし捨てたいのだけど、怖くてふたをあけられません。不思議なもので、拾ったときは超かわいいのに、時が経つと見れないほど怖くなってます。そういうものって結構あります。
そうして今年も貝を拾います。
築地日記に飽きた反魚派のみなさん!
今回のらんぶちゃけはエッビマヨマヨ♪
もう梅雨明け!!嬉しいっ!!海ッ!!
去年はむきになって海へ通いました。相棒のエビマヨ2号を連れて。
一昨年のエビマヨ1号は販売終了くらいにその存在に気付き、即飛びつきましたが時すでに遅し。
泣く泣く諦めましたが、2号となって帰ってきたので発売の瞬間にピザを頼みました。
ルックスは1号のがかわいいんだけど、2号の快適さったら!!もう何処へ行くにも2号を連れずにはいられません。寝れるわ乗れるわ水中は覗けるわ(ほとんど靄だが)。夜中言った時でさえいざという時用にエビマヨ完備。
ワタシがあまりにエビマヨ自慢をするので(人間の)相棒も急に欲しくなり、ピザを頼みました。
が、時すでに遅し。いいえ、エビマヨは無事届きました。
それも連れ立ってプールへ。自動浮き輪膨らませ機で空気をいれてビックリ。
「きゃあー」と相棒の悲鳴。
ピーンとエビ型になったそれは、1号でした。
また終了間際だったエビマヨは、去年の残りだったようです。
やっぱり1号はすごくかわいいけど、大人がはめるとだいぶ間抜けでした。
ビキニでキメてる彼女は腰にエビマヨをはめて、しかも脱げなくなってもいました。
今年もまた夏がいらっしゃいました。
エビマヨ3号は長いマット状態。本体も白くてちょっとエビ度が低め。
ワタシの予想では浮き輪、イカダときて次はエビ型(ほんとにエビの全身型)の浮き具だと思ったのに大いに外しました。さあピザ頼むかどうするか。
2号はどうしたって?酷使のため休養中。もう長くはありません。
実はもうひとり狙ってるやつが。それはムシキングとかいうやつのカブトムシ型イカダ。
だいぶそそるけど、まわりに退かれるだろうか・・・
ピザにするか、カブトにするか。だいぶ迷いどこです。
なにやら箱から歌声が。
箱からは魚の尾っぽがでております。一箱につき一尾。
その飛び出た尾っぽは歌います。
「カラオケ・築地」の十八番(おはこ→尾箱)であります。
またまた烏賊ネタ。
発泡箱みっちりに実に無駄なく敷き詰められた烏賊。
見事・・・あれ、コレどこかで見た光景。
そうだそうだ。昔社会(世界史?)の教科書に載ってた奴隷船・・・
あれにソックリ!船の形みっしりに人が敷き詰められてるあの図。
そういえば過去に遍路にいったときにもムーンライトながらは奴隷船でした。
現代の世の中、奴隷船状態のシーンはよく見られるようです。
ちょっと怖くてゴメンナサイ・・・。
ジャグ血ーでくつろぐ魚たちの尻尾と頭になります。
でもなかなか気持ちいいようで。人にはわからないものですね。
ホラ、「魚か(さかなか)気持ちいいよ」とおっしゃってるでしょう?
ミナサン、築地日記飽きてますか・・・?なんせ築地はエキサイティングなもので。
さかなか(なかなか)終わらないのですよ。もう少し・・・
まだ鮪がでてませんから。引っ張ってますからね。
だからもう少し、築地にお付き合いの程を。
ちなみに何故か鯖は居ませんでしたよ・・・
またまた呼ばれました。
「ちょっとちょっと・・・お姉さん・・・」
あらなにかしらと近くの発泡を覗くとくりくりの目をした烏賊が。
「ねえねえ、あたしかわいいかな?ねえねえ」
とってもかわいいよ。千葉さんち(産地)のいかちゃん。