築地日記其の壱拾九

Posted on 8月 3rd, 2005, by gyorin

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さあて競りは終わりまして。
鮪たちにいよいよ※捌きの時間がやってきました。
こんなデカイやつ、どのようにしてきるつもりか?
と思っていましたら、なんとびっくり。持ち出したるは日本刀・・・!
しかも小次郎顔負けの巨刀。
競り落とした愛しのマグはやはり大事みたいで、顔にはタオルで枕を敷いてやります。
そしてマグの縦面にあてて二人がかりで二個にします。
二個にしたら四個にして・・・八個にして・・・ばらばらにして。そして巨大なマグは切り身になりました。
だけども一斬りするたび刀の血を拭いてやり、マグの顔を拭いてやりしてて、マグへの愛が感じられました。切り取った全てを丁寧に分けて、一所も無駄にはせんぞとマグに誓ったのでありましょうか。
斬り終えた床には驚くほど血もごみも見当たりません。
ちなみによそのコーナーでは冷凍がチェーンソーみたいなものでミンチになっており、周辺はネギトロが散り、愛は感じられませんでした。
やはりなるなら生ですね。

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