カンゲキ!の再会

Posted on 8月 14th, 2011, by gyorin

三線に魅かれたのはもう結構前。

ワタシが学生の頃、親戚と行った沖縄石垣にて。

地元の音楽にすっかり魅せられたワタシはもう帰りには蛇の皮を張った三線を物色していました。

当時爬虫類グッズマニアだったワタシには蛇ってところもかなりのツボ。

が、そこで邪魔がはいりました。

「どうせやんないよ、カンにしときな」

カンとは簡易的に作った缶カラでつくったおもちゃみたいな三線のこと。

そこそこ値の張る蛇三線に手を出す前にカンでお試しして具合をみろという老婆心でしょう。

ちょっと前にワタシはジャンベ(アフリカの太鼓)に凝っており、

いけてるジャンベを買ったものの、マスターできず敗退。飾りとなっていたものですから。

ちっ、と思いましたが、親戚たちは声をそろえてカンを勧めてきます。

仕方がないのでカンを買って帰りましたが、

まあ、カンは缶。

「カン、カン」という缶らしい音色。

まああド素人が缶鳴らしたらこんなもんでしょうか。

とにかくワタシに音楽的才能は皆無。

父にひいて見せても、「ああ、缶だね」みたいな反応。

もちろんそのままぽいっと・・・。

ワタシは缶を鳴らしたかったわけではない。

時は経ち・・・八月のはじめ。

会社の先輩がウクレレにはまって、会社で練習を始めました。

そこで後輩が「ワタシ三線持ってます?」

うそっ!!

急に思い出した三線への愛。

それから彼女の三線を夜な夜な拝借。

なんだかそれなりにドレミファソラシドとかできた?。

もういいオトナなんで早速買っちゃいました?。

こんどは邪魔が入らず、手に入れましたあんなに夢見た蛇三線!!

もうカンゲキ!いやいや、蛇ゲキ!

会社でウクレレ×三線の南国バンドを組んで目指すは忘年会ライヴ。

そうそう、あのジャンベはバンドのパーカッションで常務が使います。

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