What’s 無痛分娩?

Posted on 6月 29th, 2013, by gyorin

あ2日目、25日はメインデイ。

そもそもこの日に産まれる予定で万事進めてた計画。

(つーかチョット前まで7/1産まれの予定で進行…)

前日の前処置に加え、本日はわざわざ陣痛を誘発する『陣痛促進剤』を使用します。

出産経験のある方はヒイーと思うような陣痛促進剤ですが、

そこは未経験の私。

どんとこい陣痛!

とばかりに処置に従いました。

無痛分娩とは昨日入れたチューブを通した麻酔によって、

下半身の痛みのみを麻痺させて意識を保ったまま痛みなく出産するという魔法のよーな出産方法。

しかしながらその麻酔を効かすまでには陣痛の力はある程度必要なわけです。

経験者談ではたいていの場合、

「死ぬかと思った」「鼻からスイカ」 とか、

感想の主が分娩中心で、陣痛は「陣痛も辛いよ?」という触れ方くらい。

正直陣痛を舐めてました。

まあ、痛い。陣痛。

きっとただでさえ痛いのに、促進してるもんだから、その数値の上がってく怖さ!

「はい、深呼吸」なんて言われるけど、

深呼吸ごときでこの痛みが消えるわけない。

死ぬ、死ぬ、辞める…

というとこで麻酔登場。

スス~っと冷たいものが背中を伝ってゆくのがにわかにわかります。

なんということでしょう。

さっきまで腰に『黒ひげ危機一髪』とばかりにナイフを刺されていたような痛みが、

スス~っと引いていくではありませんか。

さっきまでギリギリと爪を立てていた夫にはにっこりと笑いかけ、

「死ぬとこだったよ?」と談笑。

陣痛グラフはジャンジャン凄くなっていますが、

麻酔の効いた私にはどこ吹く風。

そうして ヘラヘラ分娩までの待機時間とばかりに時を過ごしていたわけですが…

さすがに出産、そうは甘くなかった。

分娩執行最終時間は17時。

その時点で、肝心の子宮口はたかだか5cmしか開きませんでした。(出産には10cm必要)

一体どうなるのか?

「明日、続きになります」

あらそう…えっ?!じゃあ、この陣痛まさか明日もやんじゃなかろーね?

どころか、一旦麻酔を切るので夜中は恐怖の麻酔なし陣痛状態が来襲。

無痛を選んだ割に、夜中中半端な10分間隔の陣痛に襲われる私。

こんなに辛いのに夜中だから夫とかも居ないし、

ひとりで深呼吸してやり過ごすしかない無力さ!

何故こんな目に…さっきまでの麻酔が夢のよう。

さあ明日はどうなる?

いよいよクライマックスへ。

続く。

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